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ORIGA 3 Infineonのデータ
ORIGA 3 Infineonのデータ
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ORIGA 3の機能ブロック図 Infineonのデータ。
ORIGA 3の機能ブロック図 Infineonのデータ。
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スターターキットの一部 Infineonのデータ。
スターターキットの一部 Infineonのデータ。
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 独Infineon Technologies社は、モバイル機器向け電池管理IC「ORIGA」の第3弾として「ORIGA 3」を発表した(ニュース・リリース)。今回は、電池残量計の機能を搭載した。同社によれば、ホストとのインターフェースがMIPI BIF(Mobile Industry Processor Interface Battery Interface)に準拠した初めての電池残量計ICになるという。

 ORIGA3には、「PrediGauge」と呼ぶ同社独自の電池残量予測技術を搭載した。同社によれば、この技術がないと高精度に残量を見積もるためには1~2時間程度、電池を無負荷状態にする必要がある。PrediGaugeを使えば、数分間だけ無負荷にするだけで、誤差1%で電池残量を予測できるという。

 電池残量予測以外の機能も豊富だ。例えば、高精度な温度センサーを内蔵している。さらに、外部の温度センサーや歪センサー、湿度センサーなどを接続可能で、センサー信号をデジタル化するA-D変換器を2つ内蔵する。このICで収集したデータはまとめてMIPI BIFインターフェースを経由してホスト・デバイスに転送が可能である。

 また、ORIGA2が備えていた「偽物電池の判別機能」は(Tech-On!関連記事)、今回の製品も継承した。この機能は、拡張版の楕円曲線暗号(ECC)を利用する。またORIGA3では、同機能に関して、ファームウェアを更新できるようにもした。

 ORIGA 3のエンジニアリング・サンプルとスターターキットの出荷は2014年3月に始める予定である。また、ORIGA 3は、2014年2月24日~27日にスペインのバルセロナで開催される「Mobile World Congress 2014」のMIPIのブースに出品される。