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車載インスツルメントクラスタに向けた電源IC
車載インスツルメントクラスタに向けた電源IC
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 米Maxim Integrated Products社は、車載インスツルメントクラスタに向けた電源IC「MAX16993」を発売した(ニュースリリース)。1個の降圧型DC-DCコンバータ制御回路と、2個の降圧型DC-DCコンバータ回路を集積している。すなわち、3チャネルのDC出力を制御可能だ。特徴は、無負荷時の自己消費電流が25μAと低いことである。さらに、3つのDC出力制御が1チップで可能なため、ディスクリート部品を使って構成した場合に比べてプリント基板上の実装面積が50%程度削減できるとしている。

 降圧型DC-DCコンバータ制御回路は、パワーMOSFETを外付けすることでDC-DCコンバータ回路を構成できる。入力電圧範囲は+3.5~36Vと幅広い。+42Vの負荷ダンプに対する保護機能を用意した。出力電圧は端子設定、もしく抵抗分割器によってユーザーが設定できる。スイッチング周波数は350k~2.1MHzの範囲で設定可能だ。集積した2つの降圧型DC-DCコンバータの入力電圧範囲は+2.7~5.5V。出力電圧範囲は+0.8~3.95Vで、外付け抵抗を使ってユーザーが設定できる。最大3Aを流せるパワーMOSFETを集積した。スイッチング周波数は2.1MHz。2つの出力の位相を180度ずらして駆動することが可能だ。3つのDC-DCコンバータとも、スイッチング周波数が2.1MHzのため、AMラジオ帯域の放射電磁雑音(EMI)を低く抑えられるという。なお2つの降圧型DC-DCコンバータ回路については、出力のオン/オフをそれぞれ独立に制御できるイネーブル端子を用意した。

 過電圧保護機能や短絡保護機能などを搭載した。パッケージは、外形寸法が5mm×5mm×0.75mmの32端子TQFNと、側面の濡れ性を確保した5mm×5mm×0.8mmの32端子QFNDを用意した。動作温度範囲は-40~+125℃。1000個以上購入時の米国での参考単価は5.39米ドルである。