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ベッドから要介護者を抱え上げるときの様子
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ベッドから車イスへ移動するときの様子
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車イスへ移動したときの様子
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 安川電機は、介護ベッドと車イス間における介助者による抱え上げをサポートする移乗アシスト装置を開発した(発表資料)。この開発は経済産業省のロボット介護機器促進事業の一環として行っているもの。今後、介護施設や評価機関で安全性や実用性を実証評価し、2016年度に製品化する予定だ。

 従来の移乗介助では、介護リフトを使うと時間がかかり効率が悪い。かといって人手による介助は介助者への負担が大きいといった課題があった。また、吊り下げ式の介護リフトでは、車イスに移動した後の位置が浅かったり、姿勢がくずれたりすることがあったという。

 開発した装置は、上下動と旋回が可能なアームとスリングシート(移乗時に要介護者を乗せるシート)を使って要介護者を抱え上げ、移乗をサポートする。小型の操作ペンダントで操作でき、介助者1人で介助できるとうたう。シートを使うことで、要介護者の体型にかかわらず抱え上げが可能。また、要介護者の介護度が高い場合も正しい姿勢で座れるように、骨盤の傾斜を制御する機能を備えている。移乗後に行うさまざまな動作に適した姿勢が取れるという。装置には全方向移動キャスターを付け、ベッド間や居室間の移動がしやすいようにした。