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SAM Dファミリーの主な仕様 Atmelのデータ。
SAM Dファミリーの主な仕様 Atmelのデータ。
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Atmel社の「Embedded World 2014」のブース(ドイツ・ニュルンベルクで2014年2月25日-27日に開催) 日経エレクトロニクスが撮影。
Atmel社の「Embedded World 2014」のブース(ドイツ・ニュルンベルクで2014年2月25日-27日に開催) 日経エレクトロニクスが撮影。
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 米Atmel社は、Cortex-M0+コアをベースにしたマイコン「Atmel SAM Dファミリー」に、高機能版1製品と、少ピン数版2製品を追加したと2014年2月24日(現地時間)に発表した(ニュース・リリース)。同社は、2013年6月にCortex-M0+コアをベースにしたマイコンの第1弾として「SAM D20」を発表している(Tech-On!関連記事)。

 今回追加になった高機能版は「SAM D21」。少ピン数版は「SAM D10」と「SAM D11」である。このうちSAM D21は48MHz動作のCortex-M0+コアと32K~256Kバイトのフラッシュメモリー、4K~32KバイトのSRAM、最大6個のSERCOM回路(それぞれUART/USART、SPI、I2Cとして利用可能)、フルスピードUSB 2.0インタフェース(Host/Device)、2個の96MHzフラクショナルPLL付きI2Sインタフェース、最大5個の16ビットタイマー、最大256点のタッチセンサーなどを内蔵する。

 動作電圧範囲は+1.62~3.63V。アクティブモードの消費電流は70μA/MHz、SRAMとリアルタイムカウンター/カレンダーを保持した待機状態での消費電流は4μAとされる。32、48、64ピンのTQFP/QFNパッケージに封止する。すでにサンプル出荷を開始している。量産は2014年5月に開始する予定である。開発キットとして「SAM D21 Xplained Pro」を49米ドルで販売中。

 一方、少ピン版のSAM D10とSAM D11は、14、20ピンのSOICまたは24ピンQFNパッケージで提供される予定である。フラッシュメモリー容量は8K~16Kバイトと、D20やD21より少なめ。D10とD11の違いは、USBインタフェースの有無にある。後者のD11は、フルスピードUSB 2.0インタフェース(Device)を備えるが、前者のD10にはない。SAM D10とSAM D11のサンプル出荷と開発ツールの提供は、2014年第2四半期に始める予定である。

 なお、Atmelは、これらの製品を「Embedded World 2014」(ドイツ・ニュルンベルクで2014年2月25日-27日に開催)のブースでも紹介していた。