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今回の製品の機能ブロック図 Microchipのデータ。
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Embedded World 2014のMicrochipのブース 日経エレクトロニクスが撮影。
Embedded World 2014のMicrochipのブース 日経エレクトロニクスが撮影。
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 米Microchip Technology社は、8ビットマイコン「PIC12」に新たに「PIC12(L)F157X」ファミリーを追加した(日本語ニュース・リリース)。LED照明や2次電池の充電、ステッピングモーター制御などに向けた製品である。

 それぞれ独立したタイマーを備えた16ビットPWM回路を3個搭載している。このPWM回路には4つのコンペアモードがあり、16ビットタイマーとしても使える。さらに今回の製品はCWG(Complementary Waveform Generator)も搭載していて、16ビットPWM回路と組み合わせると、ハーブブリッジやフルブリッジ駆動を制御できる。また10ビットA-D変換器やコンパレータ、5ビットD-A変換器も集積しており、これらとPWM回路、CWGとを組み合わせることで、閉ループフィードバック制御が可能だという。

 10ビットA-D変換器は、今回の製品に搭載した「mTouch」と呼ぶ静電容量センサーなどと組み合わせることで、タッチタイプのヒューマン・マシン・インターフェースを提供できるとする。通信インタフェースとしてはEUSATが搭載されており、汎用的なシリアル通信の他にLINにも対応している。128バイトのデータ格納用のフラッシュメモリは高耐久性タイプで、10万回の書き込み/読み出しサイクルに対応可能だという。製品番号の中ほどに「L」が付いた製品は低電力版で、動作時消費電流は35μA/MHz未満、スリープ時消費電流は20nAに抑えられており、電池駆動機器に向くとする。

 今回のPIC12(L)F157Xファミリーのうち、次の4製品(PIC12LF1571/PIC12LF1572/PIC12F1571/PIC12F1572)はサンプル出荷および量産を開始している。用意するパッケージは8ピンのPDIP、SOIC、MSOP、および3mm×3mmのDFNである。米国における1万個発注時のチップ単価は0.38米ドルから。各種開発ツールの用意がある。なお、Microchipは今回の製品などを「Embedded World 2014」(ドイツ・ニュルンベルクで2014年2月25日-27日に開催)のブースでも紹介していた。