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 デンソーは、「第3回将棋電王戦」(2014年3月15日~4月12日、主催:ドワンゴ、日本将棋連盟)に協賛し、全5局にロボットアームを提供すると発表した(発表資料)。デンソーウェーブの垂直多関節ロボット「VS-060」を基に、プロ棋士が安全かつストレスなく対局に臨めるようにしたプロ棋戦専用ロボットアーム「電王手くん」を開発した(紹介ページ)。

 将棋電王戦は、プロ棋士とコンピューターソフトが対局するイベント。これまではコンピューターソフトが指示した手を人間が代わりに指していたが、今回初めて、プロ棋士の向かい側にロボットアームが鎮座し、コンピューターソフトの指し手を盤上に再現することになった。

 隣の駒に触れてしまうことがないように、駒をコンプレッサーで吸着させて動かす方式を採った。公式棋戦と同じ将棋盤および駒を使用できる利点もある。アームの先端にはカメラを搭載しており、駒が斜めになっていたりマス目からずれていたりしていても、画像認識に基づいて正確に駒を取れるという。駒を裏返す(成らせる)ことも可能である。安全性にも配慮し、棋士との間に赤外線による「見えない安全柵」(デンソー)を設置している。