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今回の製品の機能ブロック図 Freescaleの図。
今回の製品の機能ブロック図 Freescaleの図。
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 米Freescale Semiconductor社は、自動車のボディエレクトロニクスに向けたMCUとして「Kinetis EAシリーズ」を2014年3月17日(現地時間)に発表した(ニュースリリース)。プロセサコアとして、英ARM社のCortex-M0+を使う。

 同社は車載用マイコンでは、POWER系といった独自コア製品を主に提供してきた。今回の製品は、Cortexコアの人気の高い中国市場をまず狙うという。シートやサンルーフ、燃料/冷却水ポンプなど、様々な車体制御や駐車アシスト、CAN/LINノード、車内照明制御、さらには2輪車のエンジン制御など、幅広い用途でKinetis EAを提供する予定だとする。

 今回の製品のコアの最大動作周波数は48MHzである。車載半導体の品質規格「AEC-Q100 Grade 1」を満たしており、-40℃~+125℃の温度範囲で動作し、高いESD/EMC耐性を持つと同社は説明する。フラッシュメモリー容量は最大128Kバイト。パッケージとして、例えば、最大で71のGPIOを利用できる、80ピンのLQFPを用意する。

 2.7V~5.5Vで稼働するモーターや部品などを駆動できる能力を持つ。これで、5V系のアナログ回路/センサーがそのまま接続できるという。外部インターフェースとしてCAN、LIN(SCI)、SPI、I2Cなどを、また周辺回路としてA-D変換器やアナログコンパレーター、複数のタイマー(Flex Timer、PWM、PIT(periodic interrupt timer)、リアルタイムクロック)などを搭載する。

 既にKinetis EAシリーズのサンプル出荷は開始されている。価格は1万個発注時に1個あたり42米セント~1.40米ドルである。