PR
COG型のLCDドライバーIC「PCA2117」 GDS-II形式の設計データである。NXPのデータ。
COG型のLCDドライバーIC「PCA2117」 GDS-II形式の設計データである。NXPのデータ。
[画像のクリックで拡大表示]

 オランダNXP Semiconductors社は、ガラス基板上に直接ダイを実装する「COG:chip-on-glass」型のLCDドライバーの新製品を二つ発表した(ニュースリリース)。両製品とも、特にVA(vertical alignment)方式LCDに向くという。

 どちらもシングルチップで最大16VをLCDに供給できる。-40℃~+105℃の温度範囲で安定動作させるために、プログラム可能な温度補機能を備える。またオンチップはプログラマブル発振器を搭載し、45~360Hzのフレームレートに対応できる。

 2製品のうち「PCA8539」は、最大18バックプレーン、100セグメントのスタティックまたはマルチプレクストLCDに対応できる。また、最大1800ドットのグラフィックスをサポート可能である。

 この製品は、厳しい周辺環境にさらされるVA方式ディスプレイに向いているとする。車載半導体の品質規格「AEC-Q100」に準拠していて、車内環境制御ユニット、インスツルメントクラスター、インフォテインメント機器などで利用することが可能だという。また、最大7インチのLCDに対応し、日本語の文字および中国語の簡体字をサポートできるという。

 もう一方の製品である「PCA2117」は、最大20文字×2列の文字、さらに200のアイコンをサポートする。当初リリースするのは、文字セット"R"対応の「PCA2117DUGR」および同"S"対応の「PCA2117DUGS」の2品種。その他の文字セット対応品は要求ベースで提供可能だという。また、内蔵する文字生成用RAMには最大48個のユーザー定義文字を格納できる。こちらの製品は、「AEC-Q100 グレード2」に準拠し、動作温度範囲は-40~+105℃である。

 両製品ともサンプルチップおよび評価ボードの出荷を既に開始している。