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 米Broadcom社は、MIPS64ベースのプロセサコア「NXCPU」を最大32個集積する通信用プロセッサーIC「XLP500」シリーズを発表した(ニュースリリース)。Network Functions Virtualization(NFV)やSoftware Defined Networking(SDN)に最適だという。

 XLP500は同社の「XLP-IIプロセッサーファミリー」に属する。同ファミリーの既存製品にはハイエンドの「XLP900」(日経テクノロジーオンライン関連記事1)やローエンドの「XLP200」(同記事2)などがある。前者は最大80個のNXCPUを、後者は最大8個のNXCPUを搭載する。今回の新製品はこれらの間に位置することになる。XLP900やXLP200と同様に、XLP500も28nmCMOSプロセスで製造される。

 今回の製品の主な特徴として、例えば、同社のソフトウエア「FASTPATH」に対応しており、同社のEthernetスイッチIC「StrataXGS」とインターオペラビリテーを保てることがある。また、同社が提供するOpenNVFプラットフォームを利用できるため、ISA(instruction set architecture)とは独立して仮想ファンクションのマイグレーションが可能である。そして、KVMやQEMU、OVSといったオープンソースの仮想化プラットフォームを利用できる。

 XLP500は、Deep Packet Inspection(DPI)や暗号化、ネットワークアクセラレーションとストレージなどに向けた各種アクセラレーターを搭載している。また、40G/10G/1Gビット/秒Ethernetや、HiGig2、Interlakenを含む高速インターフェースを備える。さらにPCI Express Gen3やシリアルATA Gen3の専用レーンを持つ。

 XLP500は現在、サンプル出荷中である。