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ハードに特徴なし、高機能・高性能は追求せず

アジア太平洋地域副社長兼本部長のYolanda Chan氏。Flexのセンサー部はバンドから取り外せることをアピール
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 Fitbit社は、ヒットの要因として、他社に先駆けてBluetoothでのデータ転送に対応したことや、対応する携帯電話機がAndroid端末35機種、iOS端末9機種と多いこと、Flexの計測器本体部分がバンドから着脱可能で、バンドだけを買い換えられるといった利便性などを挙げる。

 一方で、ハードウエアに関しては「端末自体は誰でも作れる。内蔵しているセンサーもごく一般的なもの」(同社Business DevelopmentのSenior AdvisorであるYoshitaro Kumagai氏)と語る。今後も、高機能・高性能を追求するよりも、機能・性能や価格、形状・色を多数取りそろえてユーザーが自分に合った端末を選べるようにして拡販を狙う方針だ。

クリップ型のZip(左)とOne(右)
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 直近に予定している新たな取り組みは、米国発のファッションブランド「Tory Burch」とのコラボレーション。FlexをTory Burchデザインのリストバンド、ブレスレット、ネックレスなどの形で提供する。また、専用端末なしにFitbitの一部機能を体験できるiPhone5S向け無料アプリケーションを用意する。歩数、移動距離、消費カロリーといった基本的な活動量をiPhoneで記録できるようにし、気に入ったユーザーに専用端末を購入してもらうことで販売を促進する。iPhone向けに次いでAndroid端末向けにも同様のアプリを配信する予定だ。

 なお、皮膚炎を起こす可能性があるとして自主回収していた最新機種の「Force」については、既に炎症を招く原因を特定していると説明、対策を講じて市場に再投入するとした。

日本向けに食品データベース装備へ

 日本市場では現在、ソフトバンクがFitbitシリーズを販売しているが、今後は販売チャネルを増やす計画。アップルやビックカメラ、ヨドバシカメラでの販売が決まっているという。

 ソフトウエアのローカライズも進めていく。アプリの日本語版を用意する他、日本企業と提携して10万件の食品データベースの提供を受け、消費カロリーの算出機能などを充実させる。