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新製品の機能ブロック図 TIのデータ。
新製品の機能ブロック図 TIのデータ。
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 米Texas Instruments社は、Bluetooth Low Energy向けSoC「CC2541-Q1」を2014年4月22日(現地時間)に発表した(日本語ニュースリリース)。2012年1月に発表した「CC2541」(日経テクノロジーオンライン関連記事)の車載品質版である。

 例えば、既存のCC2541では動作温度範囲は-40~+85℃だったが、新製品のCC2541-Q1では-40~+105℃に広がった。また、新製品は、車載ICの品質試験規格の「AEC-Q100」や車載向け品質管理規格「ISO/TS 16949」に準拠する。Bluetooth Smart対応のスマートフォンやBluetooth Smartキーフォブを使ったキーレス・エントリ、車室内向けにクラスタ化されたLED照明の制御、車室内におけるiBeaconを使ってのBluetooth Smart対応機器の探索とペアリング、リアシート用AVシステム向けBluetooth Smartリモコン、などの用途を想定している。

 新製品のCC2541-Q1の構成はCC2541と基本的に同じである。マイクロコントローラー部は8ビットのプロッセサーコア「8051」や256Kバイトのフラッシュメモリー、8KバイトのSRAMなどから成る。RF部はBluetooth Low Energy準拠の2.4GHz無線通信が可能で、250K、500K、1M、2Mビット/秒のデータレートをサポートする。現在Bluetooth Low Energy4.0対応だが、4.1への対応を予定している。必要なプロトコルスタックなどは同社より無償提供される。

 このほか、周辺回路として、各種タイマーやA-D変換器、AES暗号化回路、I2Cインターフェースなどを集積している。リアルタイムクロックとSRAMをバックアップしたスリープ状態での消費電流は1μA未満。リンクバジェットは95dBである。6mm×6mmの40ピンQFNパッケージに封止する。

 すでにCC2541-Q1のサンプル出荷は開始されている。量産開始は2014年第3四半期の予定である。