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今回の製品を搭載した端末の利用イメージ Broadcomのデータ。
今回の製品を搭載した端末の利用イメージ Broadcomのデータ。
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 米Broadcom社は、同社のネットワークプロセッサーIC「StrataGXシリーズ」にセキュア性を高めた新製品「BCM58300」を追加した(ニュース・リリース)。同社の既存のセキュアプロセッサーICに比べて、処理性能を6倍に高めたとする。

 センサーからのデータを収集するIoT(Internet of things)向け端末や、カード払い向け処理端末、監視カメラ映像の集約装置など、保護すべきデータを収集/処理してネットワークを送り出す機器や装置での利用を見込む。

 新製品は英ARM社のCPUコア「Cortex-A9」(最大1.2GHz動作)に、Broadcom社の「BroadSAFE」と呼ぶセキュリティー向けハードウエアを組み合わせた。BroadSAFEは暗号化アクセラレーター、セキュアブート回路、タンパリング/モニタリング/センシングなどに対するセキュリティー保護ロジック回路などからなる。さらに、ARM TrustZONE技術も取り込んでいる。

 また、マルチメディア処理向けに、パラレル/シリアルMIPIに対応したLCDコントローラー、3Dグラフィックスアクセラレーター、カメラインターフェース、NAND/QSPI NOR/DDR/SRAMの各メモリーコントローラー、オーディオストリームのトラッキングと同期が可能なタイムスタンプ付きのI2S/SPDIFインターフェースなどを持つ。

 さらに、通信向けに、4ポートの10M/100M/1Gビット/秒Ethernetスイッチ/MAC(PHY内蔵)、PCI Express Gen2、USB 2.0 Host/Device×3、CAN×2、複数のPWMチャネル、SDIO×2などに加えて、UART/SPI/BSC/JTAGとGPIOも搭載する。

 BCM58300は28nm Low Powerプロセスで製造される。現在、サンプル出荷中である。