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新製品 e2vのデータ。
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機能ブロック図 e2vのデータ。
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 英e2v社は、放射性耐性が高い航空宇宙グレードのMPUの新製品として「PC7448」を発表した(ニュースリリース)。新製品は、1GHzを超える動作周波数のMPUとして初めて「MIL-PRF-38535 Class Y」(QML Y)の認証を取得したとする。

 地球観測衛星や気象モニタリング衛星の画像処理、および合成開口レーダー(SAR)や通信衛星のデータ処理などに向ける。新製品は「PowerPC e600」コアをベースとしていて、動作周波数は最大1267MHzである。搭載するSIMDエンジン「AltiVec」を利用した場合、最大10GFLOPSの処理性能を提供できるとする。高速性を重視した運用だけでなく、消費電力を重視する使い方もできる。最小で300MHzまで動作周波数を低減できる。ミッドレンジの処理性能ですむ、打ち上げ用ロケットの制御などに最適だとする。

 パッケージは温度係数の小さなセラミックBGA。大きさは25mm×25mmで、360ボール。最大接合温度が+125℃のフル軍用版と、同+110℃の産業用版がある。新製品のエンジニアリング/評価モデル(EQM)と宇宙フライトモデル(FM)は現在受注可能である。出荷は2015年前半を予定している。