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AM5K2E04の機能ブロック図 AM5K2E02はCortex-A15を2個搭載する。TIの図。
AM5K2E04の機能ブロック図 AM5K2E02はCortex-A15を2個搭載する。TIの図。
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 米Texas Instruments社は、1.4GHz動作のCPUコア「Cortex-A15」を最大4個搭載した産業/防衛用プロセッサーIC「AM5K2Ex」を2014年9月9日(現地時間)に発表した(日本語ニュース・リリース)。航空宇宙や防衛、産業用ルーティングやスイッチング、企業用ゲートウェー、汎用組み込みコントローラーをはじめとした広範なアプリケーションに向くとする。

 同社の「KeyStone II」アーキテクチャーを採るプロセッサーICである(日経テクノロジーオンライン関連記事1)。AM5K2Exは、1.4GHz動作のCortex-A15を4個搭載した「AM5K2E04」、および同コアを2個搭載した「AM5K2E02」からなる。どちらもCPUコア間で共有するL2キャッシュとして4MバイトのECC付きSRAMを搭載し、さらにMulticore Shared Memory Controller(MSMC)内に2MバイトのSRAMを備えている。

 また、セキュリティアクセラレーターやパケットアクセラレーター、8ポートの1Gビット/秒Ethernet用スイッチ、10ポートの10Gビット/秒Ethernet用スイッチを搭載する。そして、オプションでDSPコアを搭載出来る。これらの周辺回路は、チップの電源管理機構によって、不要時にはシャットダウン可能であるという。

 新製品の動作温度範囲は-40~+100℃。産業/防衛向け用途に10万時間の通電時間や、SER(soft error rate)を提供できると同社は説明する。AM5K2Exは提供中で、「X66AK2E05XABD25」という品種を1000個発注時のチップ単価は155米ドル(米国における参考価格)。開発用キットは、KeyStone IIアーキテクチャーの上位製品「66AK2Exx」(日経テクノロジーオンライン関連記事2)と共通の「XEVMK2EX」(米国における参考単価は999米ドル)で、こちらも提供中である。

■変更履歴
この記事の掲載当初、タイトルおよび本文でCortex-A15の動作周波数を「1.4MHz」としていましたが、「1.4GHz」の誤りでした。お詫びして訂正します。タイトルと本文は修正済みです。