中国の太陽光パネルメーカーであるトリナ・ソーラーは9月、中国Yunnan Metallurgical New Energy社を買収したと発表した。

　トリナ・ソーラーは、Yunnan Metallurgical New Energy社の株式90％を、中国Yunnan Metallurgical Group社、中国Kunming Yeyan New Material社、中国Kunming Engineering & Research Institute of Nonferrous Metallurgy社の3社から取得した。

　株式は、雲南省の公共資源取引所（Yunnan Public Resource Trading Center）のオンライン入札プラットフォームを通じて取得したとしている。残り10％は、取得元の3社が保有し続ける。

　トリナ・ソーラーが買収したYunnan Metallurgical New Energy社は、太陽光発電プロジェクトの開発に注力しており、開発中の案件には、中国南西部にある雲南省の出力300MWのメガソーラー（大規模太陽光発電所）などがある。

　出力300MWのメガソーラーは、雲南省で最大規模の太陽光発電所となり、2014年第3四半期中に建設を開始する予定。