日東エフシーは、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)を利用して太陽光発電事業に参入する。8月25日の取締役会において、北海道苫小牧市の同社工場内で、メガソーラー(大規模太陽光発電所)による発電事業を開始することを決議した。
同社「苫小牧工場」内の遊休地、約2万6000m2に、出力約1234kWの太陽光発電パネルを設置する。投資額は約4億2000万円。年間の発電量は約140万kWhを見込んでいる。8月29日に着工しており、来年1月30日に竣工する予定だ。今年12月に開催する定時株主総会において定款変更議案(売電事業の追加)の承認を経て、1月に売電を開始する。
EPC(設計・調達・施工)サービスは日本エコシステムが担当し、太陽光パネルは京セラ製、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した。