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 今回の技術を使うと、「設計のごく初期の段階以外では、もはやシミュレーターを使う必要はなくなる」(同社 Distinguished Engineer、Director of InsightのAndrea Olgiati氏)。ある程度、実装ができてきた段階で、その回路をFPGAに焼き込み、実機を使いながら対話的に回路を検証したり、妥当性確認をしたり、デバッグしたりできる。

同社のAndrea Olgiati氏
同氏は、Tabula社入社以前、英国の動的再構成ベンチャーのElixent社に勤務し、同社の創業者でもあった(関連記事:松下電器産業がElixent社からリコンフィギュアラブル技術のライセンス受ける

モニター対象の変数はアサーションで指定

 モニターしたい変数は、アサーションを使って指定する。アサーション言語としては、SystemVerilog Assertionを使う。例えば、「変数aが正である(a>=0)」という式をアサーションとして指定し、「それが成立しなければ、変数bとcをトレースする」(else trace b, c)といった具合である。

 一般的なシミュレーターによる検証であれば、記述したアサーションはシミュレーターが解釈するだけである。しかし、今回のDesignInsightの場合は、実機であるFPGAにアサーションを送り込む必要がある。