PR

 Tabula社のFPGA(第2世代品)では、12枚のコンフィギュレーションを高速に切り替えながら動作する。ユーザーロジックを、1/12に折り畳んで、時分割で実行するイメージだ。

 実はTabulaのFPGAには、ユーザーからは見えない、変数モニター専用の13枚目のコンフィギュレーションが当初から実装されており、この層を利用してDesignInsightの機能を実現している。「ハードウエアとしては第1世代のチップからこの仕組みを実装してあったが、これまでは隠してあった。DesignInsightが出来上がった今回のタイミングで、この仕組みを初めてオープンにした」(同社シニア・マーケティング・ディレクターの荒井雅)という。

デバッグを可能にする構成要素

 このほか、DesignInsightの機能を実現するハードウエアとしては、観測データを貯めておくトレースバッファ、トリガーを掛けるためのトリガーユニットがある。トレースバッファの容量は1.3Mビット。トリガーユニットでは、128ビット分のデータに対しトリガーを掛けられる。貯めたデータは、USB経由で外部に読み出す。

配置配線への影響はなし

 米Xilinx社や米Altera社など、他社のFPGAでもオンチップデバッグの仕組みは用意されているが、DesignInsightと比べると、その機能は限定的だ。