傍示池の水上太陽光発電所の完成イメージ(出所:大和リース)
傍示池の水上太陽光発電所の完成イメージ(出所:大和リース)
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 大阪府と岸和田市、岸和田市神於山(こうのやま)土地改良区、大和リースは、岸和田市の傍示池(ほうじいけ)を活用し、共同で水上太陽光発電事業を実施すると発表した。10月6日に同発電事業に関する連携協定の調印式を開催した。

 傍示池は、岸和田市神於山土地改良区が所有し、管理している人工のため池で、満水時の面積は約1万6000m2となる。この池の水面、約1万m2に出力約1MW分の太陽光パネルを浮かべる。2015年4月に着工し、同年7月に竣工、9月に売電を開始する予定。発電名は、「DREAM Solar フロート1号@神於山」(仮称)。大和リースが同改良区と土地の賃貸借契約を結び、発電事業者となる。設計・施工から、運営・保守は、大和ハウスグループがワンストップで担当する。

 連携協定の主な目的は、(1)太陽光発電など再生可能エネルギーの普及、農空間の保全、(2)再生可能エネルギーの普及・拡大に向けた広報・PR、(3)農空間の保全・活用に向けた広報・PR--など。

 また、今回の事業では、発電収入の一部をため池などの施設の管理費に充てることで、農空間の保全に取り組む。また、大和リースは、売電収入の一部を岸和田市の「岸和田市環境基金」、大阪府の「大阪府環境保全基金」、「棚田・ふるさと保全基金」に寄付する。

 大阪府は、傍示池の事例をモデルケースとして、府内市町村、ため池の施設・財産管理者と協力して、今後も水上太陽光発電設備の導入を促進していく。