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図1 新製品の外観。パッケージの寸法は9.0mm×7.5mm。
図1 新製品の外観。パッケージの寸法は9.0mm×7.5mm。
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 「将来の自動運転車に向けて市場の拡大が見込まれる、車載用途のCMOSイメージセンサーの開発を積極的に進めていく」――。ソニーは2014年10月16日、車載カメラ向けに特化したCMOSイメージセンサー「IMX224MQV」の開発を発表、車載市場に注力する方針を明言した(発表資料)。

 ソニーは2013年7月に自動車業界向けの品質マネジメントシステム規格「ISO/TS 16949」の認証を取得し、車載事業の拡大に向けて準備を進めていた。今回発表したIMX224MQVは、同社のイメージセンサーで初めて、自動車向け電子部品の信頼性試験基準「AEC-Q100」に対応する予定である。2014年11月にサンプル出荷を開始し、2015年12月の量産開始を予定する。

暗闇での撮影を可能に


 IMX224MQVは1/3型で有効127万(1305×977)画素のCMOSイメージセンサー(図1)。最大の特徴は、星明かりよりもさらに暗い、闇夜に相当する低照度0.005lxの環境においても「高画質なカラー映像の撮影を可能にする」(同社)点である(図2、3)。自動車向けのセンサーにおいてカメラは、ミリ波レーダーや赤外線レーザーレーダーなどの競合技術に比べて、低照度環境下での性能で劣るとされてきた。
図2 低照度時(0.005lx)の「IMX224MQV」の撮影サンプル画像(F1.4、露光時間16.7ms、ゲイン72dB(最大))。
図2 低照度時(0.005lx)の「IMX224MQV」の撮影サンプル画像(F1.4、露光時間16.7ms、ゲイン72dB(最大))。
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図3 低照度時(0.005lx)の従来品の撮影サンプル画像(F1.4、露光時間16.7ms、ゲイン48dB(最大))。
図3 低照度時(0.005lx)の従来品の撮影サンプル画像(F1.4、露光時間16.7ms、ゲイン48dB(最大))。
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