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 2014年10月6~9日にグルノーブルで開催された「SEMICON Europe」に参加し、「International MEMS Industry Forum」で講演したので、MEMS産業の最新情報を共有したいと思います。

 MEMS業界では、アカデミック主体の会議と産業主体の会議がそれぞれ開催されていて、「IEEE MEMS」や「Transducers(International Conference on Solid-State Sensors, Actuators and Microsystems)」は前者に、米国MIG(MEMS Industry Group)のMEMS Executive Congressや今回の会議は後者に分類されます。我々が主催している MEMS Engineer Forumは、我が国の産業界主体の会議としてMEMS Executive CongressやInternational MEMS Industry Forumに並び立つことを目指しています。なお、International MEMS Industry Forumは、2015年、SEMICON Europeの会期から独立してEuropean MEMS Summitに格上げされ、9月17~18日にミラノで開催されます。

 スマートフォンの発展、ヘルスモニタリングデバイスの普及、IoT(Internet of Things)の展開などとMEMS業界には次々と追い風が吹いています。MEMSは世界的に成長産業であり、その規模が半導体全体に占める割合はまだまだ小さいものの、今後もしばらく大きく成長すると期待されています。MEMS関連の研究開発は世界的に活発であり、慣性センサーやマイクロフォンの小形化・低コスト化・高性能化、赤外線イメージャー(1000米ドル以下の低価格品が登場)、環境センサー、光スキャナーなどの本格的普及などが進んでいます。