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 IEEEは2014年10月、東京都内で報道関係者向けにセミナーを開催し、2014年6月に「IEEE ROBOTICS AND AUTOMATION AWARD」を受賞(発表資料)した、東京工業大学 名誉教授の広瀬茂男氏が講演した。

東京工業大学 名誉教授の広瀬茂男氏
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開発したロボットを前に講演
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 講演タイトルは「これからのロボット開発の方向性」。同氏が開発してきた数々のロボットを紹介しながら、昨今のパーソナルロボットへの辛口の論評も交え、持論を展開した。

 広瀬氏は東工大の教授を長年勤め、ヘビ型ロボットや配管検査ロボット、地雷除去ロボット、4足歩行ロボットなど、多数のロボットを開発してきた著名なロボット研究者である。

 2足歩行型など人間型ロボット(ヒューマノイド)の開発が盛んな日本において、ヒューマノイドにはこだわらず、目的を最小限に絞り、それぞれの用途に最適化した形態のロボットを追求してきた。

4足歩行ロボット
歩行動作に加えて、足先の車輪を立てて車輪走行することもできる
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 同氏は「未来のロボットがヒューマノイドになっていくとは思わない」と述べ、その理由として主に3つの点を自らの見方として挙げた。