支柱の向きを変えるだけで、パネルの「横置き」と「縦置き」のいずれにも対応できる(出所:ネクストエナジー・アンド・リソース)
支柱の向きを変えるだけで、パネルの「横置き」と「縦置き」のいずれにも対応できる(出所:ネクストエナジー・アンド・リソース)
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 太陽光発電システム関連事業を展開するネクストエナジー・アンド・リソース(長野県駒ヶ根市)は10月28日、新たに開発した太陽光発電システム向けの架台「武蔵」の販売を開始したと発表した。

 これまで同社が手がけてきた、合計出力100MW以上の太陽光発電所の施工の経験を生かし、品質と施工性を高めたとしている。

 「二刀流システム」と呼ぶ、独自のコンポーネントを採用したことで、架台の支柱の向きを90度変えるだけで、太陽光パネルの「横置き」と「縦置き」のいずれの設計にも対応できる。こうした設置作業の効率性の高さを特徴とする。

 また、一般的な架台の設置では、設置する土地の地質や傾斜といった条件により、支柱の設置時に、高さ不足、ねじれ、倒れによる施工の誤差が生じる場合がある。

 そこで、「武蔵」では、架台の支柱やコネクタ部に、複数の調整機構を設けた。施工時の誤差を吸収しながら柔軟に設置でき、作業の手戻りによるロスが低減する。これによって、施工期間を短縮できるという。

 さらに、今後、ゴルフ場や山間部といった斜面への設置が増えてくることに対応し、傾斜地にも設置しやすいように、コネクタ部の構造を工夫し、東西方向に傾斜していても南向きに設置しやすくした。

 「武蔵」の製造は、ISOに基づく工場監査で、一定の基準をクリアした企業に委託したほか、10年間の部材保証を付けたとしている。