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◎「DMM.make AKIBA Studio」に設置された工作機械。右から2番目にある装置が5軸制御マシニングセンター。
◎「DMM.make AKIBA Studio」に設置された工作機械。右から2番目にある装置が5軸制御マシニングセンター。
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◎「DMM.make AKIBA Studio」に設置された自動はんだ印刷機とチップマウンター。
◎「DMM.make AKIBA Studio」に設置された自動はんだ印刷機とチップマウンター。
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◎「DMM.make AKIBA Base」のフリーアドレスエリア。デスクトップタイプの3Dプリンターと切削加工機も設置されていた。
◎「DMM.make AKIBA Base」のフリーアドレスエリア。デスクトップタイプの3Dプリンターと切削加工機も設置されていた。
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◎「DMM.make AKIBA Base」の個室エリア。25の個室が通路の左右に並んでいる。
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 DMM.com(本社東京)は2014年11月11日、ハードウエア・スタートアップ向けの開発・検証施設「DMM.make AKIBA」を開設する。3D-CADやCAEなどの開発ツール、3Dプリンターや5軸制御マシニングセンター(MC)、チップマウンターなどの製造装置、機械強度や耐環境性能などの試験設備など、約150点、総額約5億円の機材を備える。同年10月31日に利用者の募集を開始した。

「Studio」「Hub」「Base」の3フロア

 DMM.make AKIBAは東京都千代田区にある「富士ソフト秋葉原ビル」の10~12階の3フロアを占める。具体的には、開発/試作/検証するさまざまな設備を設置した10階の「DMM.make AKIBA Studio」(以下Studio)、B2Bコンサルティングを行うスペースである11階の「同Hub」(以下Hub)、シェアオフィスやイベントスペースを設けた12階の「同Base」(以下Base)である。

 Studioは624.57m2の広さがあり、大きく14の部屋に分かれている。最も大きな部屋「Works」には、ボール盤やフライス盤、旋盤、MCなどの工作機械と、梱包振動試験機や恒温恒湿試験機、電波暗室、耐圧潜水試験設備などの試験装置が設置されている。このほか、0402形(0.4×0.2mm)の電子部品に対応した自動はんだ印刷機やチップマウンターを設置した部屋や、回路CADやオシロスコープなどを設置した部屋といった電子機器設備の部屋も充実している。

 これらの設備を1カ所に集約したことで、筐体などのメカ部品や電子基板を含めたハードウエアの開発・検証から、量産試作、各種認証向けのプリテストまでを短期間で実施できる。小ロットであれば製品を生産することも可能だ。なお、操作に一定の知識や技術が必要な設備については、常駐する専属スタッフがサポートする。ワークショップを受講してライセンスを取得することで、その設備を利用者自身が操作できるようになる。

 Hubは354.15m2の広さがあり、オリジナルのハードウエアを開発・販売するに当たって相談したい利用者向けにコンサルティングを行う窓口となる。StudioやDMM.makeの3Dプリント設備を活用した造形コンサルティング、試作や起業のための資金調達などハードウエアビジネスを展開するために必要なノウハウ提供などを行う。

 Baseの広さは1134m2で、最大約80人が同時に利用できるフリーアドレスエリア、3人以上を対象とした個室エリア(個室の数は25)、防音機能を備えたプレゼンテーション・ルームで構成される。フリーアドレスエリアにはプロジェクターを用意してあり、約60人が着席できるイベントスペースとしても利用できる。セミナーや新製品発表会などを開催することが可能だ。

 料金(税別)は、Studioの初期費用が3万円で月額利用料が1万5000円。Baseはフリーアドレスタイプのプランが初期費用4万円で月額利用料2万円(同)、3人個室タイプが初期費用24万円で月額利用料12万円、6人個室タイプが初期費用48万円で月額利用料24万円となる。SutudioとBase(フリーアドレス)のセットは、初期費用が6万円で月額利用料が3万円だ。なお、2014年11月10日前に申し込むと、StudioとBase(フリーアドレス)およびこれらのセットの場合、初期費用と2015年1月までの月額利用料が無料となる。