PR
再生可能エネルギーを可視化、街の基盤を構築

 データ活用による産業創出と並ぶ、会津若松市のスマートシティ構想のもう1つの柱が、再生可能エネルギーの活用と最適化だ。

 東北電力の水力発電(会津管内94万4595kW)のほか、2012年7月にはグリーン発電会津による出力5700kWの木質バイオマスプラントが操業を開始した。さらに、富士グリーンパワー(東京都日野市)によるメガソーラー1600kW、エコ・パワー(東京都品川区)による風力発電8基・1万6000kWなどの計画が市内で進む。

 会津若松市、富士通、東北電力の3者が経済産業省の補助金を得て進める「会津若松地域スマートコミュニティ導入促進事業」は、再生可能エネルギーが豊富な地域特性を生かしたものだ。(1)エネルギーコントロールセンター(ECC)の構築、(2)バイオマス資源を活用した熱供給によるまちづくり、(3)太陽光発電/蓄電池の導入促進と地域防災対策との連動、の3つを推進する。

(資料:富士通、会津若松市、東北電力)
[画像のクリックで拡大表示]

 14年度にはECCが完成予定だ。ここでは再生可能エネルギーの可視化と発電量予測、家庭など低圧を利用する契約需要家向けのデマンドレスポンスサービス(変動する電力料金などに合わせて需要家〔消費者〕側が消費電力量を調整できるサービス)の提供を予定している。