100MWのメガソーラーが連系する変電所をUAEに建設する(出所:スイスABB社)
100MWのメガソーラーが連系する変電所をUAEに建設する(出所:スイスABB社)
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 スイスABB社は10月27日、アラブ首長国連邦(UAE)で、出力100MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)を連系するための電力網の強化に関して、最小で約5500万米ドルの契約を獲得したと発表した。

 UAEの大手電力事業者である、ドバイ電気・水道局(Dubai Electricity & Water Authority:DEWA)が発注し、ABB社が変電所などを建設する。

 変電所に設置される電力遮断装置などには、ガス絶縁開閉装置(Gas Insulated Switch:GIS)を採用する。従来の気中開閉設備に比べて、面積当たりの伝送能力を向上でき、変電所の省スペースに寄与する上、密閉型のシステムのために信頼性が高いという。

 出力100MWのメガソーラーは、Mohammed bin Rashid Al Maktoum solar parkに建設される。「Seih Al Dahal」の第2期分で、ドバイから約50km離れた場所に立地し、2017年に発電を開始する予定。

 Mohammed bin Rashid Al Maktoum solar parkは、中東・北アフリカ地域で最大規模の再生可能エネルギー・プロジェクトの一つ。40km四方以上の敷地に、2030年までに合計出力1000MWの再生可能エネルギー発電所を建設する。

 ドバイのエネルギー最高評議会(Dubai Supreme Council of Energy)が推進している「ドバイ・エネルギー総合戦略2030(Dubai Integrated Energy Strategy 2030)」の一環で、太陽光発電が5%を占めるというエネルギー・ミックスの目標の実現に寄与する。

 ABB社は、ターンキー契約(設計・調達・建設・試運転までを一貫して請け負う契約)の一環として、8基連結型の400kV対応のガス絶縁開閉装置、10基連結型の132kV対応のガス絶縁開閉装置、定格570MVAで132/400kV対応の変圧器、安全保護システム、自動制御システム、監視・通信システムなどを供給する。