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インテル ビジネス・デベロップメント データセンター事業開発部シニア・スペシャリストの田口栄治氏
インテル ビジネス・デベロップメント データセンター事業開発部シニア・スペシャリストの田口栄治氏
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 インテルは2014年11月7日、「未来のITを支える基盤の進化」と題する記者説明会を開催し、同社ビジネス・デベロップメント データセンター事業開発部シニア・スペシャリストの田口栄治氏(写真)が、エンタープライズITの最新動向および同分野における米Intel社の取り組みを解説した。

 田口氏はまず、グローバルでの企業間競争がいっそう激しくなることを指摘した。世界全体の購買者層は、人口の増大や新興国の所得水準が底上げされることで、2020年から2025年にかけて倍増する。ここでは先進国向けビジネスと同じコスト構造のままでは競争には勝てないため、企業の生産性が大きな問題になる。

 一方、ITの進化に目を向けると「いままでできなかったところをIT化する」というコスト削減のフェーズが一段落し、ITでビジネス・社会基盤を最適化して「モノを売れるようにする」フェーズに入っている。例えば、消費者の反応を見るのに、ハガキのアンケートを使うのではなく、ソーシャルメディアの“つぶやき”を集めて分析し、次の日から販売戦略を修正できるようになっている。センサーなど各種デバイスをインターネットに接続する「IoT(Internet of Things)」で、工場の生産性をアップさせる事例も登場している。

 こうした状況下で、新しいフェーズに入った企業と古いフェーズにとどまったままの企業との間で、生産性の格差が大きく広がりつつある。