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図1●David Somo氏 日経エレクトロニクスが撮影。
図1●David Somo氏氏
日経エレクトロニクスが撮影。
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図2●IoTで扱う製品 ON Semiのスライド。
図2●IoTで扱う製品
ON Semiのスライド。
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 バズワードかキーワードか。2014年のエレクトロニクス業界で最もよく聞いた言葉の1つは「IoT:Internet of things」だ。ただし、「IoTで頑張ります」だけではもう通用しなくなっている。IoTで頑張るって、どういうことかという、抽象度を一段階下げた説明が必要になってきた。

 今回、2014年12月9日に東京で開催の事業戦略説明会を機に来日した、米ON Semiconductor社のDavid Somo氏(Vice President、Corporate Strategy & Marketing)に、同社のIoT戦略について聞いてみた(図1)。同氏によれば、IoT時代とそれ以前の違いはこうだ。「以前から電子デバイス(機器)は世の中に多数あった。IoT時代になると、電子機器同士がつながり、新たな付加価値を提供するようになる。これで、エレクトロニクス業界に新たなビジネスチャンスが生まれる」(Somo氏)。

 IoTでチャンスをつかめるだろう企業は多い一方で、IoTのすべてをカバーできるような企業はないと言っても良いだろう。半導体最大手の米Intel社でさえ、「自身は共通基盤の提供に注力する」と宣言している(日経テクノロジーオンライン関連記事1)。

 Somo氏によれば、ON Semiはエッジにある電子機器に注力する(図2)。機器回りの環境センシングや、それで集めたデータの処理、電子機器間の無線接続性の確保などである。一方で、電子機器とクラウドの間の接続はやらない。この部分は例えば、米Cisco Systems社やIntelの領域だとする。