米国の太陽光発電会社のSunEdison社は12月15日、チリで合計出力350MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)を建設すると発表した。

 チリNational Energy Commissionが、SunEdison社に対し、年間570GWhの電力を供給するメガソーラーの建設を認可した。

 SunEdison社は、7億米ドル以上を投じて、合計出力350MWのメガソーラーを建設する。稼働開始後は、子会社の太陽光発電事業者の米TerraForm Power社がメガソーラーの所有者と発電事業者となる。

 チリでは、電力料金の高さが課題となっている。現在でも、SunEdison社の太陽光発電所で発電した電力は、補助金などの奨励金なしで、チリの化石燃料による発電所で発電した電力に比べて、コストが10~25%低いという。

 太陽光発電には、価格の変動や調達の不安定性の影響を受けやすい化石燃料に対し、発電コストが安定しやすい利点があると強調している。

 そこで、National Energy Commissionは最近、異なる種類の電源で発電された電力を、公平に競争させるため、市場における電力供給契約の検討時の入札方法を変えた。この変更後の入札によって、SunEdison社は今回の年間570GWhの電力供給契約を獲得した。

 今回の契約に基づいて、SunEdison社は、2016年に年間190GWh、2017年に年間380GWhの電力供給を始める。電力購入契約の期間は15年間となっている。