記事アクセスランキング2014【メガソーラービジネス】
(2014年1月1日~12月25日)
1 大雪ですべての架台が歪んだ、上野原のメガソーラー
2 損壊、パワコンの停止、発電量の低下――2月の大雪、その時、メガソーラーは?
3 パワコンの役割や機能は、発電した電力を直流から交流に変える以外にもあるのでしょうか?(下)
4 1000V仕様に全面アスファルト舗装、滋賀の挑戦的なメガソーラー
5 自律飛行する点検用の小型無人ヘリコプター、中部電気保安協会が実証
6 「ツル植物」に悩まされた常陸太田のメガソーラー
7 中古パネル事業から見えてきた太陽電池の不具合事例
8 雪を味方につける旭川市のメガソーラー
9 太陽光パネルの老舗・シャープの強み
10 「『接続保留』による混乱は風評被害」。回答再開後を楽観する3つの理由。太陽光発電協会(JPEA)・鈴木事務局長
11 商売上の倫理を疑われる、架台の仕様問題
12 360台分の駐車場に“屋根兼架台”を建設した協和エクシオ
13 2013年の太陽光発電向けパワコンの世界シェア、日本市場の拡大受け、オムロンとTMEICが上位に
14 鹿児島・七ツ島、桜島を前に29万枚のパネルが並ぶ、国内最大のメガソーラー
15 鹿児島・枕崎、国内初の空港跡のメガソーラー
16 メガソーラーに「停止」はつきもの、1カ月間以上、売電していなかった例も
17 高温に積雪、鳥の糞害、幾多のトラブルを乗り越えた甲府の太陽光発電所
18 太陽光パネルを設置する角度は、どのように決めれば良いのですか?
19 「落雷」の教訓を生かした飯田市のメガソーラー
20 雑草によるフェンス倒壊などを克服した、東広島・北広島のメガソーラー

 2014年は、再生可能エネルギーによる電力の固定価格買取制度(FIT)が日本で施行されてから、3年目になる。発電を始めてから、1年間以上を過ぎたメガソーラー(大規模太陽光発電所)が増え、年間を通した発電量の実際の推移などを通じて、太陽光発電事業の事業性の実態の把握、ノウハウの蓄積や、新たな関連サービスの提供などが進みつつある。

 FITの施行を機に、さまざまな分野の企業が太陽光発電事業に参入し、日本の電力市場が変わる可能性を示す一方、課題が浮き彫りになった一年でもあった。

 「メガソーラービジネス」の2014年の掲載内容のうち、アクセス数が多かった内容から、2014年の現状や今後の課題を展望する。

 2014年1月1日~12月25日の間に、「メガソーラービジネス」において、最も多くの読者に読まれたのが、2月に関東甲信越地域で降った、約100年ぶりという記録的な大雪による影響を、写真入りで掲載したメガソーラー探訪「大雪ですべての架台が歪んだ、上野原のメガソーラー」(第1位)だった。関連する「損壊、パワコンの停止、発電量の低下――2月の大雪、その時、メガソーラーは? 」(第2位)が続いた。

 積雪をはじめ、強風、雑草などへの対策を強化するほど、初期投資額が増える。FITによる買取期間の20年間に一度、あるかないかの想定外の大雪や強風に対する対応は難しい。

 立地する地域で想定される以上の対策を施せば、事業性を過剰に損なうことになるからだ。2月の大雪は、事業性と想定外の災害への備えのバランスを、改めて考えるきっかけとなった。

 積雪関連では、雪を逆手に取って運営する、「雪を味方につける旭川市のメガソーラー」(8位)も、積雪地のメガソーラーの可能性として注目を集めた。