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 米Broadcom社は、IEEE802.11ac Wave-2に対応した無線通信チップ「BCM4366」を発表した(ニュースリリース)。ホームゲートウエーやセットトップボックス(STB)に向ける。

 このチップは4×4アンテナ構成のMIMO(multiple input multiple output)や、MU(multiuser)MIMOをサポートする。NitroQAM変調方式を採用し、ピークスループットを高めた。発表によれば4×4アンテナ構成のMIMO時には世界最速とのことだが、最大8×8アンテナ構成をサポートする。また、MU-MIMOでは、最大8クライアントへの同時転送に対応可能である。ビデオ転送用の専用ハードウエアなどを搭載し、最大160MHzのキャリアアグリゲージョンができる。

 Broadcomは、BCM4366と組み合わせて使うネットワークプロセッサーIC「BCM47094」も発表した。1.4GHz動作のARM9コアを2個と1Gビット/秒のEthernetスイッチを集積している。USB 3.0インターフェースI/Fを搭載しており、100Mバイト/秒でNAS(network attached storage)と接続することが可能である。

 さらに今回、Broadcomはローエンドからミッドレンジの家庭用ルーターや、ブリッジに向けた2.4G/5GHz帯無線LAN向けのSoC「BCM53573」と「BCM47189」も発表した。共に2×2アンテナ構成のMIMOに対応する。2×2または1+1構成のIEEE802.11acに対応の無線通信回路と、ARMベースCPUコア、Ethernetスイッチ、USBコントローラーなどを1チップに集積した。1Gビット/秒のEthernet用にRGMIIインターフェースを備える。

 BCM4366、BCM47094、BCM53573、BCM47189は、いずれも現在サンプル出荷中である。