2月18日に成果を報告
全島EMS実証では、平均して家庭の1割がDRに応答することや、ポンプの稼働を昼間にシフトすることで太陽光の接続可能量を拡大できる可能性があることが分かった。また、来間島の実証では、今回の太陽光と蓄電池容量では、年間を通じて島内の電力需要の半分程度を賄えることが分かった。
成果の詳細は、2015年2月18日に宮古島市中央公民館で実施するシンポジウム「島嶼型スマートコミュニティの可能性」で、報告される予定だ。
宮古島では、すでに太陽光発電の接続申し込みが接続可能量を超えている。宮古島市は、今回の成果を生かす形で、次年度以降もプロジェクトを実施していく考えで、将来的に事業ベースに乗せることで太陽光の接続可能量を拡大すると同時に、島内の電力コストを低減することを目指している。