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今回の新製品 STMicroのイメージ。
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STMicroのARMコアマイコン「STM32」における新製品の「STM32L4シリーズ」のポジション 右下にある。同社の図。
STMicroのARMコアマイコン「STM32」における新製品の「STM32L4シリーズ」のポジション 右下にある。同社の図。
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 伊仏合弁STMicroelectronics社は、ARM Cortex-M4Fを搭載した低消費電力MCUとして「STM32L4シリーズ」を発表した(ニュースリリース)。同シリーズの第1弾は、「STM32L476」と「STM32L486」の2製品からなる。

 2製品とも80MHz動作のFPU付きCortex-M4をCPUコアとして搭載する。最大1Mバイトで2バンク構成のフラッシュメモリーは同社の「ART Accelerator」を備えており、プログラムをノーウエイトで実行できるという。SRAMは最大128Kバイトを搭載する。動作時の消費電流は100μA/MHzに抑えながら、最大で100 DMIPSの演算性能を達成できるという。

 消費電力と処理性能のバランスを取るために動的に電圧を調整する機能を持ち、7種類の動作モードを備える。このうち遮断モードの消費電流は30nAと低い。また通信待機状態向けとなるBAM(Batch Acquisition Mode)が搭載されている。

 STM32L476とSTM32L486の違いは、128/256ビットAES処理回路の有無にある。STM32L476は同回路を搭載しないが、STM32L486は搭載している。

 STM32L4シリーズは現在、特定顧客向けのサンプル出荷を開始しており、一般サンプル出荷は2015年第2四半期から始める。パッケージは64/100/144ピンのLQFP、および132ボールのUFBGAを用意する。STM32L476の64ピンLQFP封止の品種を1万個購入した際のチップ単価は、3.40米ドルからである。