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今回の新製品 東芝の写真。
今回の新製品 東芝の写真。
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 東芝は、「ARM Cortex-M3」をCPUコアにするマイコン「TX03シリーズ」に、「TMPM311CHDUG」を追加した(ニュースリリース)。3相/単相スマートメーターの電力測定AFE(アナログ・フロント・エンド)部に向けた製品である。

 24ビットのΣΔ型A-D変換器を4個内蔵する。それぞれゲイン可変アンプを備えており、高精度な電流測定を可能にした。新製品は1つで単相の電圧と電流を同時に測定でき、測定誤差は0.1%未満だという。新製品を2つ連動させることで、最大8つの電圧/電流を測定可能で、3相電力を測定できるとする。また、本体内に温度センサーを内蔵して、各種の温度補正が実行可能である。

 CPUコアの動作周波数は24MHzで、21KバイトのSRAM(16Kバイトはプログラム用、5Kバイトはデータ用)と4KバイトのブートROMを集積している。このほかにμDMAコントローラーや16ビットタイマーなどを内蔵する。新製品と既存のARM Cortex-M4Fデュアルコアのマイコン「TMPM411F20」(日経テクノロジーオンライン関連記事)を組み合わせると、計量と通信を1基板に集約したスマートメーターが構築できるという。

 新製品のTMPM311CHDUGは48ピンLQFPに封止して2015年4月よりサンプル出荷を開始する。サンプル価格は1個300円。同年9月より量産を始める予定である。