PR

 オランダNXP Semiconductors社は、MCU「JN516xシリーズ」の新製品として「JN5169」を追加した(ニュースリリース)。JN516xシリーズは、同社の32ビットRISC MCUとIEEE 802.15.4準拠の2.4GHz無線トランシーバーを一体化したIC群である(日経テクノロジーオンライン関連記事)。

 同シリーズには、IEEE 802.15.4のネットワークスタックに加えて、ZigBee LightLink、ZigBee Home Automation、ZigBee GreenPower、JenNet-IPなどに対応するスタックを搭載した製品が含まれる。JN5169はこれにNFCがオプションで追加されており、ワンタッチでシステムをネットワークに接続可能な機器を実現できるという。また、+10dBmのパワーアンプを内蔵しており、従来製品と比べて接続距離を2倍に伸ばせるとする。JN5169には512Kバイトのフラッシュメモリーが搭載されており、これはOver-the-Airでのソフトウエアアップデートに十分な容量だとしている。

 JN5169の受信時待機電流は14mAで、これにより照明消灯時の消費電力は100mW以下に抑えられる。さらに、+10dBmのパワーアンプを利用しての送信時電力も20mAに抑えた。また、この製品では動作温度の上限が85℃の安価な水晶振動子が使える。従来製品では125℃の水晶振動子が必要だったが、回路とソフトウエアの工夫で、安価な部品を使えるようにした。

 JN5169には白色・調整可能な白色・RGBカラーという3種類のLED照明用のリファレンス設計が用意されている。すでに、米Technical Consumer Products(TCP)社や中国Leedarson Lighting社など照明関連メーカーがJN5169の採用を決めているという。