PR
講演する赤井澤氏
講演する赤井澤氏
[画像のクリックで拡大表示]

 日本規格協会 適合性評価ユニット ヘルスケアサービス プロジェクトチーム 主任の赤井澤潤氏は、経済産業省が2015年3月25日に東京都内で開催した「ヘルスケア産業の最前線 2015 in 東京」に登壇。「疾病予防向けアクティブレジャー事業者の品質評価・認証」と題して講演した。

 同イベントは、2014年度の経済産業省「健康寿命延伸産業創出推進事業」の成果報告会。その採択事業の1つが、日本規格協会がコンソーシアム代表団体を務める「疾病予防向けアクティブレジャー事業者の品質評価・認証事業」。赤井澤氏はこの取り組みの狙いや成果を紹介した。

 同氏がまず強調したのは、一般の人に健康増進に投資させることの難しさだ。厚生労働省の調査によれば、運動など健康増進の習慣がある人は「男女とも3割にとどまる。介護費を除けば、健康のために出費してもよいと考える金額の平均は『月に3000円』。一方、余暇には数万円の出費を惜しまない」。こうした状況から、「アクティブレジャーという名の健康サービスが必要」だと赤井澤氏は話す。

 同氏の言うアクティブレジャーとは、スポーツや旅行といった体を動かすレジャーの中で、疾病予防や健康増進の効果、継続性、安全性が担保されたものを指す。そうしたレジャーを提供する事業者を第3者機関が「アクティブレジャー事業者」と認証する仕組みを作り、各事業者が提供するサービスの品質を一定基準で可視化する――。これが今回の取り組みの狙いだ。該当事業者は企業ごとではなく、事業所ごとに認証する。コンソーシアムにはコスモプランと日本総合健診医学会も名を連ねた。