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空から見たヤマハ鹿児島セミコンダクタ 同社の写真。
空から見たヤマハ鹿児島セミコンダクタ 同社の写真。
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 ヤマハは、半導体生産子会社であるヤマハ鹿児島セミコンダクタの半導体製造事業をフェニテックセミコンダクターに譲渡する(ニュースリリース)。フェニテックセミコンダクター(ホームページ)は岡山県に本社を置く、ディスクリート半導体を主に扱うファウンドリーである。

 ヤマハ鹿児島セミコンダクタは、1987年の設立以来、ヤマハの半導体事業の国内生産拠点という役割を担ってきた。2012年からは地磁気センサーの専用工場へと転換し、スマートフォン等の世界需要に対応していたという。

 その後、ヤマハは、半導体事業をファブレス化して機動性を高めることを決定し、2014年10月には、フェニテックセミコンダクターとの間で、ヤマハ鹿児島セミコンダクタの生産設備の譲渡に関する基本合意を締結した。今回その基本合意に基づき、ヤマハ鹿児島セミコンダクタの半導体製造事業の譲渡契約を締結した。譲渡日は2015年10月1日を予定している。譲渡後、ヤマハ鹿児島セミコンダクタの従業員は、原則として全員がフェニテックセミコンダクターに再雇用される。

 ヤマハ鹿児島セミコンダクタで生産していたセンサー商品は、台湾を中心にすでに取引のある生産委託先との関係を強化し、ウエハー工程から組み立て、検査までを効率的に行っていく。ヤマハ半導体事業は、ファブレス化による競争力・機動力強化とサウンド領域新商品の積極的な投入により、事業の成長を図るとする。