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今回の新製品 東芝の写真。
今回の新製品 東芝の写真。
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 東芝は、「ARM Cortex-M4F」をベースにしたマイコン「TX04シリーズ」に、4つのセキュリティー向け回路を搭載した「TMPM46BF10FG」を追加した(ニュースリリース)。IoT機器やEMS(Energy Management System)など、ファームウエア管理やセキュアーなデータ通信など、高いセキュリティー性が求められる用途に向ける。

 FIPS197準拠のAES暗号化/復号化回路、FIPS180-4準拠のハッシュ関数生成回路、ESG(乱数シード発生回路)、楕円曲線演算用のMLA(多倍長演算回路)の4つを搭載する。これで、例えば、ハッシュ関数生成回路とソフトウエアを組み合わせてHash-DRGBを実現し、さらにHash-DRGBとESGを組み合わせて真性乱数生成機能(TRNG:SP800-90C準拠)を構成する。

 新製品は、上述の4つのセキュリティー向け回路に加えて、最大120MHz動作のCortex-M4Fコア、1Mバイトのフラッシュメモリー、514KバイトのSRAM、4/8ビット誤り訂正BCH ECCをサポートするSLC NANDフラッシュ・メモリー・コントローラーを搭載する。1G~4GビットのSLC NANDフラッシュ・メモリーを接続可能である。このほか、8チャネル入力の12ビットA-D変換器、32チャネルのDMA(3個)、8チャネルの16ビットタイマー、内蔵発振器のクロックで動作するウオッチドッグタイマーなどを搭載している。

 TMPM46BF10FGは100ピンLQFPに封止される。現在、サンプル出荷中で、量産開始は2015年10月の予定。サンプル価格は1個1000円(税込)である。