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第3世代の「da Vinci Si Surgical System」。これに続く第4世代モデルを国内発売する
第3世代の「da Vinci Si Surgical System」。これに続く第4世代モデルを国内発売する
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 米Intuitive Surgical社は、手術支援ロボット「da Vinci Surgical System」の最新モデル「da Vinci Xi Surgical System」(ダビンチ Xi システム)を2015年5月下旬に日本で発売する(pdf形式のリリース)。同年3月30日に厚生労働省から薬事承認を取得した。泌尿器科や胸部外科、婦人科、一般外科などに向ける。2015年4月16~18日に名古屋市で開催される「第115回 日本外科学会」に出展する。

 ダビンチ Xi システムはダビンチの第4世代モデル。米国では2014年4月に発売済みで、各国で順次発売している。

 特徴は大きく4つある。第1に、アクセス性や操作性を向上させた。「オーバーヘッド・インストゥルメント・アーム」と呼ぶ構造を新たに採用。さまざまな角度から腹部や胸部の手術部位へ容易にアクセスできるようにした。ロボットアームを細径化するとともに関節デザインを見直し、患者との距離を最適化しつつ可動域を広げられるようにした。手術器具(鉗子)のシャフト長も延長し、到達域を拡大している。

 第2に、より高画質な3D画像が得られるようにするとともに、新しいエンドスコープによって術野を広範囲に展開できるようにした。エンドスコープには新たなデジタル構造を採用。カメラヘッドを一体化したコンパクトな設計でありながら、画質と操作性を高めた。従来は専用アームだけにしか装着できなかったエンドスコープを全アームに装着できるようにしたため、柔軟かつ広範囲に術野を展開できるという。

 第3に、タッチパネルと音声ガイドによるセットアップガイド、およびシステムとエンドスコープに搭載したレーザーターゲッティング機能により、迅速で再現性の高いドッキング作業を可能とした。第4に、将来の技術革新にも対応できる拡張性のあるプラットフォームとした(関連記事)。