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 台湾の車載用エレクトロニクスメーカーSPTek社(中升興業)は台北市で開催中の「2015 TAIPEI AMPA & AutoTronics Taipei」(台北世界貿易センター展示ホール1および南港展覧ホール、2015年4月8~11日)において、同社が開発した3D-AVMS(全周囲立体モニタリングシステム)を2015年8月ごろに実用化することを明らかにした(図1)。同製品は車体に取り付けた4つの190°広角レンズカメラから得られたデジタル画像を3次元モデルに合成することで、全方位を自由な視点で表示できる。台湾の順益グループが生産する大型バスに搭載するという。

図1  SPTek Limited社が開発した3D\-AVMS
図1 SPTek Limited社が開発した3D-AVMS
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 この3D-AVMSは100万画素のカメラを使用し、そこから得られたデータをデジタル形式で処理する(図2)。メインボードは台湾GIGABYTE社、CPUは富士通とパナソニックのシステムLSI統合会社であるソシオネクストから調達している。SPTek社日本業務処部長のSam Lin(林智勇)氏によれば、デジタル式の3D-AVMSは世界初の技術で、他社が開発している製品はアナログ式だという。「デジタル式は画像の鮮明度の高さやデータ処理のしやすさなどの点で優れている」(同氏)。