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今回の新製品 Microsemiのデータ。
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機能ブロック図 Microsemiのデータ。
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 米Microsemi社は、放射線耐性が高いFPGAの新製品「RTG4」を発表した(ニュースリリース)。SRAMではなくフラッシュメモリーでプログラムすることなどによって、放射線耐性を高めた。

 人工衛星や宇宙ロケットに搭載されるレーダーや画像処理、分光分析装置などを狙う。このほか、モバイル通信向けの人工衛星、高高度を飛行する航空機、医療機器、原子力発電所などにも向くという。

 RTG4は最大15万個のロジックエレメントを集積する。各ロジックエレメントには、4入力LUTと、SEU(single event upset)およびSET(single event transient)保護機能が付いたフリップフロップが含まれる。このFPGAに実装したロジックは、最大300MHzで動作する。1G~3.125Gビット/秒のSerDesを最大24レーン備える。さらに、16個のSEU/SET保護付きクロック・データリカバリー回路、462個のSEU/SET保護付きMAM(multiply-accumulate mathblock)、5Mビット以上のSEU保護付きのSRAMなどを集積している。TID(Total Ionizing doze)は100Krad以上のだとする。

 現在、MicrosemiはRTG4をサンプル出荷中である。RTG4には同社のFPGA開発用ソフトウエア「Libero SoC」が使える。また、RTG4の開発キットも用意される。同社によれば既に120以上の顧客がRTG4 Lead Customer Programを利用して、開発中である。航空機向けにMIL-STD-833 Class Bに準拠したグレードの製品出荷は2016年初頭を予定している。