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無散瞳型デジタル眼底カメラ「CR-2 AF」
無散瞳型デジタル眼底カメラ「CR-2 AF」
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使用イメージ
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 キヤノンは、無散瞳型デジタル眼底カメラの新製品「CR-2 AF」を2015年4月15日に発売する。無散瞳型デジタル眼底カメラは、赤外光で観察することにより、瞳孔を開く薬の点眼を必要としないもの。

 新製品は、世界初(同社)をうたう白内障向けの画像処理技術や、同社初となるコントラスト強調機能を搭載し、より鮮明な撮影を可能にした。45度のカラー眼底写真も撮影できる。

 白内障向けの画像処理技術では、中間透光体(角膜、前房、水晶体、硝子体)の混濁により、眼底の状態がわかりにくい眼底画像に対し、撮影後に「明暗」「色味」を比較して調整を行う。視神経乳頭や網膜の血管を見やすくした画像を提供可能とした。

 コントラスト強調機能では、血管と網膜など、血管以外の周囲の「明るさ」「赤み」の差を強調することで、血管を際だたせることができるという。これにより、血管、視神経乳頭辺縁部の形状、黄斑部などの特徴の視認性が向上する。

 従来機種「CR-2」にも搭載済みの被検眼に応じて露出を自動で調整するAE機能に加え、観察時の前眼/眼底自動切り替え機能、焦点を自動で合わせるオートフォーカス機能、適正な位置・タイミングで自動撮影を行うオートショット機能を新搭載し、全体的に機能を強化。これにより検査時間の短縮、効率的かつ容易な高画質眼底画像の撮影を可能とした。

 また、マイボーム腺が反射しやすい波長の近赤外光を用いて撮影する「前眼IR撮影機能」を搭載し、ドライアイに関連が深いとされるマイボーム腺の状態を確認できる。マイボーム腺専用の撮影装置が不要となることでコスト削減にも寄与するという。

 その他、ISO400~6400まで全5段階のISO感度、同社のデジタル一眼レフカメラ「EOS」で培った技術を応用した眼底画像に特化した階調表現、ジョイスティックによる操作の簡便化、小型でスリムな筐体といった特長を持つ。医用画像の規格「DICOM」に標準対応し、サーバーへの画像転送に加え、属性情報の取得の機能も装備した。

 撮影画角は45度、変倍撮影はデジタル2倍、撮影モードはカラー、デジタルレドフリー、デジタルコバルト、作動距離は35mm。本体サイズは305mm×高さ473mm×奥行き500mm、重さは約15kg。希望小売価格は税抜き320万円。