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 世界三大プラスチック展示会の1つと称えられる「NPE2015」が2015年3月23~27日、米フロリダ州オーランドのOrange County Convention Centerで開催された(図1)。バイオ樹脂、ナノテクノロジー、リサイクル、3Dプリンティング、ビジネス創業など多面的な切り口から射出成形システムの生産実演、先端金型技術の展示、イノベーティブな成形品や思想の発表が繰り広げられた。

 ヨーロッパ、中南米、日本、中国、台湾など37カ国の企業が出展。米国外の企業が出展者の43%を占める一方、来場者は72%が米国だった。ここから、米国の樹脂製品市場は投資対象としての可能性を維持していることが分かる。

図1 NPE2015の会場、Orange County Convention Center
図1 NPE2015の会場、Orange County Convention Center
写真:SPI
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* NPEは、ドイツで開催する「K」、日本で開催する「IPF」と歩調を合わせ、3年サイクルで樹脂関連のコンベンションを半世紀にわたって担ってきた。出展者数は2009社、展示スペースは10万2190平方メートルに及ぶ。

* NPEの主催団体は米国プラスチック工業会(SPI:The Plastics Industry Trade Association、本部ワシントンDC)。1937年に創設された米国第3位の製造業団体で、原材料、機械、金型、樹脂製品、リサイクルなどのメンバー企業を擁している。樹脂産業のサプライチェーン全体をカバーし、およそ90万人の雇用を生んでおり、総出荷額は3800億米ドルに至る。