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 マツダの好調ぶりが業績でも鮮明になっている。同社が2015年4月24日に発表した2015年3月期の連結決算は、売上高が2014年3月期と比べて13%増の3兆338億円、営業利益が11%増の2029億円、純利益が17%増の1588億円だった。

 グローバル販売台数は5%増の139万7000台だった。同社が力を入れる高い走行性能と低燃費を両立する「SKYACTIV TECHNOLOGY(以下、SKYACTIV)」を搭載したクルマが、日本を除く世界の大半の国・地域で販売を伸ばした。スポーツ多目的車(SUV)の「CX-5」に加えて、「アクセラ(海外名:Mazda3)」、新型「デミオ(海外名:Mazda2)」、「アテンザ(海外名:Mazda6)」などの販売が好調だった。

 例外的に苦戦したのが日本で、販売台数は8%減の22万5000台だった。上期(2014年4~9月期)は消費増税前の駆け込み需要の反動で販売が大幅に減少。下期(2014年10月~2015年3月期)は新型デミオの投入により反転したが、補えなかった。

 北米の販売台数は9%増の42万5000台と過去最高となった。主力の米国でCX-5、Mazda6、Mazda3の販売が好調に推移。値引きをしない「正価販売」の方針を継続し、販売奨励金を抑制した。メキシコで現地生産したMazda2の販売を開始したことも販売を押し上げた。

 欧州の販売台数は11%増の22万9000台だった。欧州で好まれる走行性能と、低燃費を両立させたSKYACTIV技術を搭載したMazda3やCX-5の販売が好調で、ドイツや英国などで販売が拡大した。

 アジアでは、中国が9%増の21万5000台と伸びた。東南アジアは、経済成長が減速しているタイやインドネシアで販売が減少したが、マレーシアやベトナムの好調で補い、販売台数は3%増の7万6000台を確保した。