登米市役所で行われた締結式(出所:日経BP)
登米市役所で行われた締結式(出所:日経BP)
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50kWサイトに設置した非常用コンセント(出所:日経BP)
50kWサイトに設置した非常用コンセント(出所:日経BP)
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蓄電池の導入も検討課題

 災害時に、どんな手順で電源を開放するかは、今後、詳細を詰めるとしているが、サイト周辺の防災拠点の担当者などが、サイトの鍵を管理し、停電時にPCSを切り替えるなどの案もある。一般市民がサイト内に入らない状態で使えるよう、延長コードを接続したり、可搬型の蓄電池を活用することなども検討課題としている。

 とめ自然エネルギーは、50kWサイトに関し、「市民オーナー発電所プロジェクト」と名付け、太陽光発電に向いた未利用地を持つ市民を対象に、発電所のオーナーを募集した。300万円(長期預り保証金)の初期費用を12年間の地代で回収し、その後、発電所を譲渡するというスキームだ。

 これまでに2.4MWのメガソーラーが2015年3月20日に稼働したほか、50kWサイトは26基、完成している。残りの50kWサイトと1.7MWのメガソーラーは2016年3月までに稼働する予定。

 プロジェクト全体に必要な事業費約17.4億円については、出資金のほか、プロジェクトファナンスを組成して調達した。金融機関は、みずほ銀行、横浜銀行、城南信用金庫、七十七銀行、鹿児島銀行、仙北信用組合からなるシンジケート団となる。