整備した中央排水路(出所:瀬戸内Kirei未来創り合同会社)
整備した中央排水路(出所:瀬戸内Kirei未来創り合同会社)
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 米GEエナジー・フィナンシャルサービスなどが出資するSPC(特定目的会社)である瀬戸内Kirei未来創り合同会社は5月11日、岡山県瀬戸内市錦海塩田跡地で建設中の、国内最大の出力約230MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)に関して、中央排水路整備工事を完了し、瀬戸内市に引き渡したと発表した。

 塩田跡地内を東西に走る約2.5kmの排水路のうち、上流の約400mにわたって、排水路の底幅を約40mに広げた。

 排水路の上流部分は、幅が狭い上に、河床に土砂が堆積しやすかった。台風などの大雨により、塩田跡地や排水路の流域にある農地や住宅に、浸水してしまう被害が発生する恐れがあった。

 浸水のリスクを軽減するため、メガソーラーのEPC(設計・調達・施工)サービスを担う東洋エンジニアリングが、上流部分の河床を掘削し、拡幅した。

 瀬戸内市との協定に基づく安全安心事業の一環とし、工事費用はSPCが負担した。

 このほか、メガソーラーの建設中に、市が所有する排水ポンプの増設、塩田跡地に隣接する錦海湾堤防の補強、玉津・師楽の両港の防潮堤の設置も実施し、瀬戸内市に寄付する予定としている(メガソーラー探訪の関連記事)。