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「血圧管理もスマホで」の時代
「血圧管理もスマホで」の時代
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グラフの種類を豊富に
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発表会に登壇したオムロン ヘルスケアの加藤氏
発表会に登壇したオムロン ヘルスケアの加藤氏
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プラスアールの佐藤氏
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東北大学の今井氏
東北大学の今井氏
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 「スマホを使いなれた30~40代に血圧測定習慣を促し、高血圧の未病・予防に貢献したい」(オムロン ヘルスケア グローバル事業企画部 新規事業開発部 部長の加藤誠人氏)――。オムロン ヘルスケアは、国内シェア首位を誇るスマートフォン用血圧管理アプリに、同社の血圧分析ノウハウを提供する(リリース)。医師と共同開発した血圧管理プログラムを、健康記録アプリベンダーのプラスアールが手掛ける「血圧ノート」に2015年5月25日から搭載する。同年5月13日に東京都内で発表会を開催した。

 血圧ノートは、App StoreやGoogle Play上に250以上存在する血圧管理アプリの中で、2015年5月時点で国内ダウンロード数首位を誇る。従来は、利用者による血圧の「記録」に比重を置いており、結果表示グラフの種類は2種類と少なかった。ここに今回、オムロン ヘルスケアが「高血圧治療ガイドライン2014(JSH2014)」に沿って高血圧診療分野の医師と共同開発した、高血圧治療に有効な血圧データの分析ノウハウを搭載。医師が診療に利用できるものを含めてグラフを9種類に増やすなど、「医療に役立つツールへリニューアルした」(プラスアール 代表取締役の佐藤竜也氏)。

若い時期からの血圧管理が重要

 「基本グラフ」の他、「初回からの血圧レベルの変化」「曜日別の血圧平均値」「曜日別測定頻度」などのグラフを用意。測定データを分析し、血圧があがりやすい時間や曜日などの傾向を知らせるとともに、血圧傾向の良し悪しを教える「ひとことアドアイス」機能も搭載した。ドコモ・ヘルスケアのグラフ管理アプリ「からだグラフ」を利用して、同アプリと連携するオムロン ヘルスケアの通信機能付き血圧計で測定したデータを血圧ノートに転送・同期することもできる。データのCSV出力に対応させ、グラフ画面をパソコンで印刷して医師に見せられるようにもした。

 高血圧は日本で最も患者数が多い生活習慣病であり、国内の推定患者数は4300万人。このうち約60%に当たる2500万人が未治療で、降圧目標の達成率は全体の「13%にすぎない」(オムロン ヘルスケアの加藤氏)。最近の研究では、30~40代の高血圧が認知症のリスクとなるなど、「若い時期からの血圧管理が重要」(高血圧診療分野の第一人者、東北大学大学院 教授 医薬開発構想講座の今井潤氏)であることが分かっている。今回のアプリは、スマホユーザーと重なるこうした若い年代をターゲットとするものだ。

■変更履歴
記事初出時、第1段落でオムロン ヘルスケアが開発した血圧管理プログラムの「血圧ノート」への搭載開始日を2015年5月18日としていましたが、発表会後の同社からの訂正申し入れを受けて2015年5月25日に修正しました。