図1●合計出力80MWのメガソーラーを竣工
図1●合計出力80MWのメガソーラーを竣工
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図2●テープカットの様子。特別高圧送電線の近くにある
図2●テープカットの様子。特別高圧送電線の近くにある
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図3●出力40.2MWの「たはらソーラー第一発電所」
図3●出力40.2MWの「たはらソーラー第一発電所」
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図4●出力40.7MWの「たはらソーラー第二発電所」
図4●出力40.7MWの「たはらソーラー第二発電所」
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図5●V字構造の架台を採用
図5●V字構造の架台を採用
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 中部電力グループの電設会社であるシーテック(愛知県名古屋市)、三菱商事の100%子会社であるダイヤモンドソーラージャパン、三菱UFJリースは5月15日、愛知県田原市に建設した2カ所、合計出力約80MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)の竣工式を開催した(図1~2)。

 中部地区では最大、国内でも有数の規模のメガソーラー・プロジェクトで、出力40.2MWの「たはらソーラー第一発電所」と、同40.7MWの「たはらソーラー第二発電所」からなる(図3~4)。2015年3月に稼働を開始していた。

 3社の出資によるSPC(特定目的会社)「たはらソーラー合同会社」が発電事業者となる。出資比率はダイヤモンドソーラージャパンが50%、シーテックが35%、三菱UFJリースが15%。

 総事業費は約200億円で、その約8割をプロジェクトファイナンスによる融資で賄った。主幹事を務めた金融機関などは、非公開とする。

 田原市の平均日射量は、全国平均の1日あたり3.7kWh/m2に比べて、4.13kWh/m2と、約1割上回る。

 売電価格は40円(税抜き)で、全量を中部電力に売電している。

 合計約97haの土地に、約32万枚の太陽光パネルを並べた。合計年間発電量は、一般家庭約2万5000世帯の消費電力に相当する、約9万2000MWhを見込んでいる。

 EPC(設計・調達・施工)サービスは、東芝プラントシステムが担当した。太陽光パネルは東芝製の単結晶シリコン型、PCSは東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した。

 工期の短縮を狙って、東芝プラントシステムが開発したV字構造の架台を採用した(図5)。

 二つのメガソーラーは、シーテックなど7社が運営する、出力50MWのメガソーラーと同6MWの風力発電所からなる「たはらソーラー・ウインド発電所」(メガソーラー探訪の関連記事)の近隣に立地する。