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新製品の機能ブロック図 Analog Devicesの図。
新製品の機能ブロック図 Analog Devicesの図。
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 米Analog Devices社は、4チャネルの24GHz帯レシーバー・ダウンコンバーターIC「AFD5904」を発表した(日本語ニュースリリース)。車載ADAS、マイクロ波レーダー・センサーなどの、デジタル・ビーム・フォーミングを用いるマルチチャンネルレシーバー向けに設計されているという。

 新製品の雑音指数は10dBであり、競合製品と比較して3dB低く、また消費電力は4チャネル利用時に0.5mWで、これは競合製品の半分に過ぎないと同社は説明する。5mm×5mmのLFCSPプラスチックパッケージに封止される。4チャネルの信号入力とアンテナ間はそれぞれでシングルエンドで接続するため、PCBレイアウトをシンプルにし、ボードサイズを小さくできるとする。

 ダウンコンバートした信号は、同社の提供する4チャネル入力のA-D変換器にそのまま接続可能だという。温度センサーを内蔵している。レシーバーチャネルのゲインは22dB、1dB利得圧縮点は-10dBm、RF信号帯域は250MHz、LO入力範囲は-8~+5dBm、レシーバとIFのアイソレーションは30dBである。

 ADF5904はすでにサンプル出荷と量産出荷を開始しており、1000個発注時の価格は1個あたり22.50米ドルである。開発環境として評価ボードの「EV-ADF5904SD2Z」を400米ドルで用意している。