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新製品の機能ブロック図 TIの図。
新製品の機能ブロック図 TIの図。
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 米Texas Instruments社は同社のFRAMマイコン向けのソフトウエア「CTPL:Compute Through Power Loss」、およびそれを搭載したFRAMマイコンの新製品「MSP430FR6972」を発表した(日本語ニュースリリース)。

 CTPLは不測の電源遮断時あるいはディープスリープ時などにプロセッサーコアや周辺回路の状態をFRAMに退避させる。電源復帰後に状態を復元し、電源遮断の直前の状態からアプリケーションを再開できると、同社は説明している。

 同社のFRAMマイコンにはMSP430FR2x/FR4x/FR5x/FR6xがあるが、FR6xはFRAM容量が大きく周辺回路が豊富な製品群である。今回の新製品のMSP430FR6972はFR6xの1つで、16MHz動作のMSP430コアに64KバイトのFRAM、2KバイトのSRAM、最大116セグメントに対応するLCDコントローラー、8チャネル入力12ビットA-D変換器、52本の静電容量式タッチセンサーにも使えるGPIO、5つのタイマー、RTC、SPI/UART/I2Cなどを搭載する。

 MSP430FR6972はすでに量産を開始しており、1000個発注時の参考価格は1個あたり2.15米ドルから。また開発キットとして「MSP-EXP430FR6989 LaunchPad」が17.99米ドル(参考価格)で、ターゲットソケット開発ボード「MSP-TS430PM64F」とプログラマー/デバッガー「MSP-FET」を組み合わせた開発環境は175米ドル(参考価格)でそれぞれ提供される。